驚きのリストが結果を出していたので紹介します。ビッグマナから超連鎖!
デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-challenge-2019-01-06より
プレイヤー:DIGITALDRUMMER デッキ:親和エルフ
クリーチャー(39)
4 獣に囁く者/Beast Whisperer
1 孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth
4 ドゥイネンの精鋭/Dwynen’s Elite
4 エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid
4 エルフの部族呼び/Elvish Clancaller
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 エルフの幻想家/Elvish Visionary
2 背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinelエンチャント(3)
3 イトリモクの成長儀式/Growing Rites of Itlimoc土地(18)
17 森/Forest
1 ニクスの神殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
60 Cardsサイドボード(15)
4 減衰球/Damping Sphere
2 四肢切断/Dismember
2 エルフのチャンピオン/Elvish Champion
2 本質の管理人/Essence Warden
3 暴走の先導/Lead the Stampede
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
エルフはモダンの定番部族ではありますが、一般的なリストとは大幅に違う個性派。
中心となっているのは獣に囁く者。
効果自体は強力なものの4マナと重く、さらに効果を発揮するためには次のクリーチャーを唱える必要がある。相手にターンを渡すと除去されてテンポ損するので、出したターンに即誘発させたいけどそうなると最低5マナ。全体的に動きが遅く使われてきませんでした。
そこに噛み合うのがイトリモク。裏返せば大量のマナを出せます。
イトリモクとエルフの大ドルイドによってマナを用意し、獣に囁く者を即座に複数回誘発させる戦略。さらに遺産のドルイド&イラクサの歩哨も場に出ていれば1ターンの間にライブラリーを引ききるほどの圧倒的連鎖ドローが狙えるでしょう。
普通のエルフが集合した中隊と召喚の調べによるサーチを使うのに対し、こちらはチェインコンボを内蔵している形。フィニッシャーは背教の指導者、エズーリもしくは孔蹄のビヒモス。
また、サイドの減衰球は気になるところ。
トロン、青赤ストーム、青赤フェニックス、アイアンワークスなど多くのメタ上位デッキに刺さる優良サイド。しかし自分の連鎖ドローに対しても強烈な制限が。これを入れる時は大きくプランを変える必要がありそう。
イトリモクは2017年9月29日発売の「イクサラン」のカード。発売直後にモダンエルフで少し試されたのですが、どうにも噛み合わず定着しませんでした。
その後、2018年7月13日発売の「基本セット2019」からエルフの部族呼び、2018年10月5日発売の「ラヴニカのギルド」より獣に囁く者という2種類のエルフが追加。これらは大量マナと相性が良く、イトリモクの価値が高まったと言えそうです。
新カードによって古いカードが再評価される。これも下環境の醍醐味でしょう。
ちなみに、この紹介記事を書いている筆者「イマ猫」もカジュアルで緑単エルフを使っています。しかし、獣に囁く者を中心としたリストはまったく思い付きませんでした……自分も同じようなデッキを使っているのに、はるかに良いレシピを見せされると敗北感を覚えると共に改めてMTGの奥深さにワクワクしますよね。
みんなの感想
サイドに置物対策無くてビックリ
チャリスx1とかどうすんだろ