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ファルケンラスの貴種! 人間アリストクラッツがmo5-0! (2019年2月5日)

新しいデッキが誕生していたので紹介します。生け贄ギミック!

デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-modern-constructed-league-2019-02-05より

プレイヤー:DRANTIDERIVATIVE デッキ:マルドゥアリストクラッツ

クリーチャー(32)
4 血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion
4 教区の勇者/Champion of the Parish
2 宿命の旅人/Doomed Traveler
4 ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat
3 災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva
3 帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter
2 アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros
3 スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben
4 サリアの副官/Thalia’s Lieutenant
3 徴税人/Tithe Taker

インスタント(6)
3 稲妻/Lightning Bolt
3 流刑への道/Path to Exile

土地(22)
2 乾燥台地/Arid Mesa
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
1 断崖の避難所/Clifftop Retreat
3 秘密の中庭/Concealed Courtyard
2 神無き祭殿/Godless Shrine
4 湿地の干潟/Marsh Flats
1 山/Mountain
1 変わり谷/Mutavault
2 平地/Plains
1 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
1 沼/Swamp
60 Cards

サイドボード(15)
1 スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben
1 流刑への道/Path to Exile
2 オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion
1 闇の腹心/Dark Confidant
2 エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist
2 配分の領事、カンバール/Kambal, Consul of Allocation
1 オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper
1 近野の巡礼者/Nearheath Pilgrim
2 安らかな眠り/Rest in Peace
1 石のような静寂/Stony Silence
1 摩耗+損耗/Wear+Tear

生け贄ギミックを組み込んだデッキを俗に「アリストクラッツ」と呼びますが、この発祥は「ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat」。そういう意味だと本リストはまさに正統派アリストクラッツと言えます。

4マナ4/1飛行速攻という高い打撃力に加えて、自軍を生け贄にするとパワーアップ。破壊不能は全体除去への耐性になりますし、地上が固められても人間たちを+1カウンターに変えて空中から1点突破可能。餌用として他のクリーチャーは人間で統一されています。

しかし、このクリーチャー1種類だけではいまいちデッキにするのが難しい状況でした。そこに噛み合ったのがラヴニカの献身から登場した新カード。

災いの歌姫、ジュディスが居れば自軍のクリーチャーが死亡するたびany targetの1点火力が誘発。自由に飛ばせるのがクリーチャー除去にもなって強い部分。ファルケンラスの貴種と並べられば人間を打点に変換しつつ火力を連射でき、ブロッカーを焼いてよし全部本体に叩き込んで大ダメージを与えてよしと相性抜群。

血に染まりし勇者もデッキにぴったりなクリーチャー。

ファルケンラスの貴種には繰り返し使える餌、ジュディスと並べば相打ち上等のゴリ押しアタッカーとして強力。

またサリアの副官教区の勇者も入っていて、基本的にはこちらの人間ビートダウン戦略で勝つことが多そう。

ジュディスは全体+1/+0修正で横並びの強化としても優秀。

モダンのカードプールが増えると共に人間が部族デッキとして成立。人間デッキが組めるようになったからこそ、ファルケンラスの貴種も強く使えるようになったと言えるのでは。背景ストーリー的には皮肉の効いた展開です。

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