ついに頂点を取っていたので紹介します。使うカードを最適化!
デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpoak19/tournament-resultsより
プレイヤー:ELI KASSIS デッキ:青赤フェニックス
クリーチャー(10)
4 弧光のフェニックスArclight Phoenix
2 弾けるドレイク/Crackling Drake
4 氷の中の存在/Thing in the Iceソーサリー(14)
4 信仰無き物あさり/Faithless Looting
2 炎の斬りつけ/Flame SlashFlame Slash
4 血清の幻視/Serum Visions
4 手練/Sleight of Handインスタント(16)
3 はらわた撃ち/Gut Shot
1 イゼットの魔除け/Izzet Charm
4 稲妻/Lightning Bolt
4 魔力変/Manamorphose
4 思考掃き/Thought Scourエンチャント(2)
2 紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension土地(18)
1 繁殖池/Breeding Pool
2 島/Island
1 霧深い雨林/Misty Rainforest
2 山/Mountain
4 沸騰する小湖/Scalding Tarn
3 尖塔断の運河/Spirebluff Canal
2 蒸気孔/Steam Vents
2 硫黄の滝/Sulfur Falls
1 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
60 Cardsサイドボード(15)
2 古えの遺恨/Ancient Grudge
2 神々の憤怒/Anger of the Gods
2 血染めの月/Blood Moon
2 儀礼的拒否/Ceremonious Rejection
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 外科的摘出/Surgical Extraction
2 不忠の糸/Threads of Disloyalty
2 若き紅蓮術士/Young Pyromancer
スポイラー時期から2018年10月5日の「ラヴニカのギルド」発売当初はまったく注目されていなかったカード、弧光のフェニックス。
ところが使ってみると意外に強くフェニックス系デッキが誕生。そして徐々にモダンのトップメタにまで舞い上がり、ついにはGP1位を成し遂げました。
カード単体だけでなくデッキとしても時間が進むにつれて研究が深まっています。以前このサイトで紹介した初期型リストと比べると、まず騒乱の歓楽者は採用されなくなっている様子。
出れば強いけどフェニックス系デッキが増えると共に墓地対策も増加して使いにくくなったと。代わりに採用数が増えているのが弾けるドレイク&紅蓮術士の昇天。
弾けるドレイクは追放領域まで参照するのが非常に強く、サイドから入ってくる相手の墓地対策を無視して殴り勝てます。紅蓮術士の昇天は墓地利用だけど、大祖始の遺産・虚無の呪文爆弾などの一時的な墓地追放には比較的耐性あり。
またスペルも考察が進み、はらわた打ちがメインから多く採用されるように。
実質0マナカードとしてフェニックスの最速復活をサポートしつつ、相手のクリーチャーを焼いて減速させる攻守一体のカード。
そしてアーキタイプとしての進化だけでなく、本リストはプレイヤーのELI KASSIS氏による独自の調整もいろいろと。
同系の弾けるドレイク&氷の中の存在メタである炎の斬りつけ、繁殖池を1枚だけ入れつつ古えの遺恨、マッチによっては劇的に効く不忠の糸。
見過ごされていたカードから、ここまで完成での高いリストが出てくるとは……モダンそしてMTGはおもしろいですね。
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