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2種類の弧光のフェニックスデッキがmo5-0! 遁走する蒸気族無し! (2018年10月23日)

新しい調整が勝っていたので紹介します。単体でも普通に強かった!

デッキリストは2つともhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-modern-constructed-league-2018-10-23より

この記事で紹介する2つのリストには共通点があります。それは弧光のフェニックスを使いながらも遁走する蒸気族が不採用なこと。

今までは遁走する蒸気族のマナブーストによって、弧光のフェニックスの復活条件「1ターンの間にインスタントまたはソーサリーを3回唱える」を狙っていました。しかし、これとは違う新しいアプローチが登場してきたようです。

プレイヤー:PIMMONDS デッキ:赤単ディスカードバーン?

クリーチャー(12)
4 弧光のフェニックス/Arclight Phoenix
4 騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler
4 僧院の速槍/Monastery Swiftspear

ソーサリー(14)
4 信仰無き物あさり/Faithless Looting
1 炎の突き/Flame Jab
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
1 苦しめる声/Tormenting Voice

インスタント(16)
4 癇しゃく/Fiery Temper
4 稲妻/Lightning Bolt
4 魔力変/Manamorphose
4 針落とし/Needle Drop

土地(18)
18 山/Mountain
60 Cards

サイドボード(15)
2 神々の憤怒/Anger of the Gods
2 ドラゴンの爪/Dragon’s Claw
3 溶鉄の雨/Molten Rain
2 危険因子/Risk Factor
2 燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
4 トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt

 

スペルを連打できるように珍しい火力が採用されています。

炎の突きは、土地を捨てることで墓地から繰り返しキャストできる1マナ火力。手札の土地をスペルとして数えられるようになり条件達成に大きく貢献します。

針落としはキャントリップ付き火力。対象に制限がありますが、他の火力から続けて唱えることで手札を切らさず連続キャストが可能。

この2枚は火力としてのダメージは少ないものの、果敢を持つ僧院の速槍&騒乱の歓楽者とも噛み合いますね。見た目より攻撃力は高いでしょう。

また、裂け目の稲妻にも注目すべき。待機によって次のターンにキャストされるこの呪文、普通なら1ターンの時間差はデメリット。

しかし、本デッキではタイミングをズラすことによって狙ったターンにスペルキャストを集中させられるメリットとしても機能します。このテクニックを意識しておくとフェニックスの復活率を上げられそうです。

プレイヤー:MELON9 デッキ:青赤ディスカードスペル?

クリーチャー(12)
4 弧光のフェニックス/Arclight Phoenix
4 騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler
4 氷の中の存在/Thing in the Ice

ソーサリー(12)
4 航路の作成/Chart a Course
4 信仰無き物あさり/Faithless Looting
4 血清の幻視/Serum Visions

インスタント(18)
4 癇しゃく/Fiery Temper
4 イゼットの魔除け/Izzet Charm
4 稲妻/Lightning Bolt
4 魔力変/Manamorphose
2 思考掃き/Thought Scour

土地(18)
4 島/Island
2 山/Mountain
4 シヴの浅瀬/Shivan Reef
4 尖塔断の運河/Spirebluff Canal
4 蒸気孔/Steam Vents
60 Cards

サイドボード(15)
2 削剥/Abrade
2 高山の月/Alpine Moon
2 神々の憤怒/Anger of the Gods
2 払拭/Dispel
3 ドラゴンの爪/Dragon’s Claw
4 貪欲な罠/Ravenous Trap

こちらは青単のスペルを多く採用した構築。遁走する蒸気族が赤いスペルでしか誘発しなかったため、今までのデッキはほぼ赤単でした。

しかし遁走する蒸気族を外すことにより、航路の作成・血清の幻視といった青の優秀スペルを気兼ねなく使えるようになったわけです。

また追加のフィニッシャーとして氷の中の存在も採用。スペル連打の方向性が噛み合いますね。

ちなみに氷の中の存在による全体バウンスは「ホラー以外」なので、地味にホラーである騒乱の歓楽者はバウンスされません。上手くいけば圧倒的に有利な盤面を作れるでしょう。

*11月1日追記

この青赤バージョンのさらなる変化形が5-0していました。

デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-modern-constructed-league-2018-10-30より

プレイヤー:BLOOPBLOP デッキ:青赤ディスカードスペル?

クリーチャー(16)
4 弧光のフェニックスArclight Phoenix
4 騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler
1 弾けるドレイク/Crackling Drake
3 窯の悪鬼/Kiln Fiend
4 氷の中の存在/Thing in the Ice

ソーサリー(8)
4 信仰無き物あさり/Faithless Looting
4 血清の幻視/Serum Visions

インスタント(18)
4 稲妻/Lightning Bolt
4 魔力変/Manamorphose
4 任務説明/Mission Briefing
2 頑固な否認/Stubborn Denial
4 思考掃き/Thought Scour

土地(18)
4 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
3 島/Island
2 山/Mountain
4 尖塔断の運河Spirebluff Canal
3 蒸気孔/Steam Vents
2 硫黄の滝/Sulfur Falls
60 Cards

サイドボード(15)
1 弾けるドレイクCrackling Drake
1 頑固な否認/Stubborn Denial
2 削剥/Abrade
2 儀礼的拒否Ceremonious Rejection
2 はらわた撃ち/Gut Shot
3 溶鉄の雨/Molten Rain
1 焙り焼き/Roast
3 外科的摘出/Surgical Extraction

全体的に採用カードが違いますが、1番注目すべきは任務説明でしょう。

自身がソーサリーかつ墓地のスペルを再利用できるので、この1枚で2回キャスト可能。瞬唱の魔導士より弱いと評価されがちなカードですが、弧光のフェニックスとの相性は上。諜報2でドロー操作と墓地肥やしができるのも非常に噛み合った性能と言えます。

 

赤単でも連続キャストしやすい軽量火力を選ぶ、青赤にして青の優秀スペルを使う。弧光のフェニックスには遁走する蒸気族以外にも多くの可能性があるようです

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