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ラブルマスター入りの赤緑ゴブリンがmo5-0! (2018年8月31日)

個性的な調整が勝っていたので紹介します。マナに変えて無駄をなくす!

デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-modern-constructed-league-2018-08-31より

ユーザー:KYLEHL デッキ:赤緑ゴブリン

クリーチャー(29)
4 ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain
1 ゴブリンの王/Goblin King
4 ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver
4 ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster
4 ゴブリンの戦長/Goblin Warchief
4 軍勢の忠節者/Legion Loyalist
4 モグの戦争司令官/Mogg War Marshal
4 スカークの探鉱者/Skirk Prospector

インスタント(8)
4 集合した中隊/Collected Company
4 稲妻/Lightning Bolt

土地(23)
2 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
1 魂の洞窟/Cavern of Souls
1 幽霊街/Ghost Quarter
7 山/Mountain
4 変わり谷/Mutavault
4 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
60 Cards

サイドボード(15)
4 高山の月/Alpine Moon
1 自然に帰れ/Back to Nature
4 ゴブリンの損壊名手/Goblin Trashmaster
4 虚空の力線/Leyline of the Void
2 形成師の聖域/Shapers’ Sanctuary

 

マジックの定番部族でありながらモダン環境置いては長らくエルフ・マーフォークに後れを取ってきたゴブリン。しかし、ドミナリア・基本セット2019で連続して有望な新戦力が追加され、いよいよ結果を出し始めたようです。

まず目に付くのは赤単ではなくタッチ緑である点。これは集合した中隊を使うためでしょう。アドが取れて全体除去にも強くなる、軽量部族にぴったりな強カード。ゴブリンには攻撃力のあるカードが多いため、隙をついて着地させればかなりのダメージを与えられそうです。

次に、ゴブリンデッキとして意外なのがゴブリンの熟練扇動者を採用していること。高い攻撃力よって実績あるカードながらも今までは攻撃強制を嫌って使われてきませんでした。それでも上手く機能すればすさまじい打点が出せるのは魅力、あきらめるのには惜しいカード。

これら2種類のカードを使いやすくしたのが、ドミナリアに採録されてモダンリーガルになったスカークの探鉱者。

まず、除去に対応してクーリーチャーをマナに変えることで集合した中隊がとてもキャストしやすくなっています。今までのゴブリンデッキだと4マナはちょっと重すぎる印象がありましたが、探鉱者がいれば楽々。全除去を撃ってもすぐに集合した中隊で立て直される、相手としては嫌でしょうねぇ。

次に、熟練扇動者による強制アタックで無駄死にしそうな時も、マナに変えると稲妻・中隊のコストとして使えて損を減らせます。

これら2枚のカードとのシナジーだけでなく、探鉱者はキルターンの加速にも貢献。

1ターン目:スカークの探鉱者
2ターン目:モグの戦争司令官

この流れで動ければ、2ターン目に最大4マナ出せる! そこからロードなどにつながれば最速3ターンキルが可能に。今までゴブリンデッキはモダンのアグロとしては少し遅かったのですが、そこも解消されています。

また、サイドにも新戦力が! 基本セット2019から追加されたゴブリンの損壊名手も、ゴブリンの熟練扇動者&モグの戦争司令官とすごぶる相性がいい。刺さるデッキ相手出せれば一瞬で相手の場を崩壊させられるでしょう。

強力な新カードによってモダンの定番デッキになれるか。今後の活躍にも期待がかかります。

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