見慣れないデッキが勝っていたので紹介します。ライフゲインとアドバンテージ!
プレイヤー:IHAVETHEFIRE デッキ:白黒ミッドレンジ
プレインズウォーカー(4)
3 オルゾフの簒奪者、ケイヤ/Kaya, Orzhov Usurper
1 死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesisクリーチャー(5)
2 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
3 黄昏の預言者/Twilight Prophetサイドボード(15)
4 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
4 未練ある魂/Lingering Souls
4 夜の囁き/Night’s Whisper
3 思考囲い/Thoughtseizeインスタント(7)
3 致命的な一押し/Fatal Push
4 流刑への道/Path to Exileエンチャント(5)
4 苦花/Bitterblossom
1 ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena土地(24)
4 廃墟の地/Field of Ruin
3 神無き祭殿/Godless Shrine
4 湿地の干潟/Marsh Flats
4 平地/Plains
4 乱脈な気孔/Shambling Vent
4 沼/Swamp
1 大天使の霊堂/Vault of the Archangel
60 Cardsサイドボード(15)
1 致命的な一押し/Fatal Push
2 集団的蛮行/Collective Brutality
2 解呪/Disenchant
2 強迫/Duress
2 豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury
3 ケイヤの怒り/Kaya’s Wrath
3 外科的摘出/Surgical Extraction
いわゆる白黒コントロール……とも一味違うレシピ。まず気になるのがオルゾフの簒奪者、ケイヤ。
Kaya, Orzhov Usurper / オルゾフの簒奪者、ケイヤ (1)(白)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — ケイヤ(Kaya)
[+1]:墓地1つからカード最大2枚を対象とし、それらを追放する。これによりクリーチャー・カードが少なくとも1枚追放されたなら、あなたは2点のライフを得る。
[-1]:点数で見たマナ・コストが1以下で土地でないパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
[-5]:プレイヤー1人を対象とする。オルゾフの簒奪者、ケイヤはそのプレイヤーに、追放領域にあってそのプレイヤーがオーナーであるカードの枚数に等しい点数のダメージを与え、あなたはそれに等しい点数のライフを得る。3
『ラヴニカの献身』収録カードで、ここ2週間ほどモダンでの採用数が上昇中。+1で墓地対策とライフゲインを同時に行えるのが、墓地利用アグロの多い2019年3月現在の環境に噛み合っています。
また、黄昏の預言者はモダンでは見慣れないクリーチャー。
パーマネント10個を達成して昇殿すれば、カードを手札に加えつつライフドレイン。闇の腹心逆バージョン、と表現すればモダンプレイヤーなら強さが実感できるはず。数ターン機能するだけで勝負が決まるでしょう。本体も2/4飛行とまぁまぁのスペック。
そして、苦花との相性が抜群。
苦花のトークンによってパーマネントを増やし
昇殿達成後は黄昏の預言者のドレインでライフロスを補填
あとは1/1トークンたちでブロックしていれば黄昏の預言者のドレインで勝てる
上手くそろえば盤石の体制。
サイドにあるケイヤの怒りにも要注目。
白黒2色デッキなら色拘束は無問題。苦花&未練ある魂のトークンを巻き込めば2~3点ぐらいのライフゲインはできるかも。特にアグロ相手なら1点の回復でも重要。
全体的に夜の囁き・思考囲い・苦花というライフロスカードを、黄昏の預言者・ケイヤ・乱脈な気孔などのライフゲインで補う構造が見えます。ライフを犠牲に力を得て、回復しながら生き残る。実に白黒らしい戦法です。
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