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脂火玉! オーラ型のエスパースピリットがmo5-0! (2019年1月15日)

個性的なデッキが勝っていたので紹介します。使いこなせば強力!

デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-modern-constructed-league-2019-01-15より

プレイヤー:SYUSEKI  デッキ:エスパー秘儀スピリット

クリーチャー(16)
4 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft
4 鎖鳴らし/Rattlechains
4 呪文捕らえ/Spell Queller
4 脂火玉/Tallowisp

ソーサリー(1)
1 未練ある魂/Lingering Souls

インスタント(17)
3 謎めいた命令/Cryptic Command
3 撹乱する群れ/Disrupting Shoal
1 致命的な一押し/Fatal Push
4 流刑への道/Path to Exile
3 差し戻し/Remand
3 輝く群れ/Shining Shoal

エンチャント(4)
1 天使の運命/Angelic Destiny
2 執着的探訪/Curious Obsession
1 神格の鋼/Steel of the Godhead

土地(22)
1 展開の列柱/Celestial Colonnade
4 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1 幽霊街/Ghost Quarter
4 神聖なる泉/Hallowed Fountain
3 島/Island
1 湿地の干潟/Marsh Flats
1 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 平地/Plains
2 汚染された三角州/Polluted Delta
2 金属海の沿岸/Seachrome Coast
2 湿った墓/Watery Grave
60 Cards

サイドボード(15)
2 致命的な一押し/Fatal Push
3 未練ある魂/Lingering Souls
3 減衰球/Damping Sphere
2 払拭/Dispel
1 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
2 安らかな眠り/Rest in Peace
2 石のような静寂/Stony Silence

中心となっているのは個性的なクリーチャー、脂火玉

2マナクリーチャーにして

・サーチ
・ハンドアドバンテージ
・くり返し誘発可能
・「プレイしたとき」なので打ち消されても誘発

このように能力自体は非常に強力と言えます。しかし、デッキのバランス調整が難しく形になってきませんでした。

本リストではスピリットデッキでありながらもドラグスコルの隊長&至高の幻影という2種8枚のロードは不採用。クリーチャーよりスペルが多いのは意外ですし、中でも2種類の秘儀ピッチスペルを合わせて6枚も採用しているのは驚きでは。

タップアウトしていてもオーラが付いたクリーチャーを守れるからデッキが安定。さらに脂火玉と強いシナジーを発揮して

・脂火玉でサーチしたオーラをピッチコストにしてアド損を押さえる
・秘儀スペルなので0マナで脂火玉を誘発させられてテンポが良い

このように攻守両面で相乗効果が。無防備にタップアウトしているように見えて、敵の攻撃を対処しつつオーラを探して次のターンから攻め込む準備万端の構え。逆に対戦相手としてはかなりの分からん殺しを食らいそう。

そしてサーチ先となるオーラは3種類。特に聖トラフトの霊を強化できればあっという間に試合が決まるはず。

また青白でまとめず未練ある魂をタッチしているのも興味深いポイント。脂火玉は誘発しませんしロードも入ってないのでスピリットシナジーはなし。単純に飛行戦力としてカードパワーが高いという判断でしょうか。

部族デッキは横並びをロードで巨大化して殴るイメージだけど、本リストはとてもテクニカルな仕上がり。ある意味でスピリットの神出鬼没さが見事に表現されている気もしますし、個性的かつ見事な構築。

ちなみにプレイヤーのSYUSEKI氏は日本人でtwitterもやっている様子。MOのプレイ記録などが見れるので興味のある方はこちらもぜひチェックです。

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