StarCityGames.comが主催した2018年07月22日のClassicモダン大会で、珍しいデッキが優勝したので紹介します。採用されたのは基本セット2019の新カード!
デッキリストはhttp://www.starcitygames.com/decks/122532より
Ozzy Kelly 「Skred Dragons」(氷雪ドラゴン)
クリーチャー (10)
4 栄光をもたらすもの/Glorybringer
2 嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon
4 雷破の執政/Thunderbreak Regent
プレインズウォーカー (6)
2 反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance
4 火の血脈、サルカンSarkhan, Fireblood
土地 (24)
21 冠雪の山/Snow-Covered Mountain
1 魂の洞窟/Cavern of Souls
2 占術の岩床/Scrying Sheets
スペル (20)
2 漸増爆弾/Ratchet Bomb
4 血染めの月/Blood Moon
4 龍詞の方向/Draconic Roar
4 稲妻/Lightning Bolt
4 雪崩し/Skred
2 神々の憤怒/Anger of the Gods
サイドボード
1 殴打頭蓋/Batterskull
4 ドラゴンの爪/Dragon’s Claw
1 漸増爆弾/Ratchet Bomb
1 高山の月/Alpine Moon
2 神々の憤怒/Anger of the Gods
3 溶鉄の雨/Molten Rain
3 破壊放題/Shattering Spree
冠雪の山と雪崩しを組み合わせた「氷雪赤単」というデッキ自体は前から存在していますが、これはだいぶ内容が変化しています。
中心となるのはこのカード!
Sarkhan, Fireblood / 火の血脈、サルカン (1)(赤)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — サルカン(Sarkhan)
[+1]:あなたはカード1枚を捨ててもよい。そうしたなら、カードを1枚引く。
[+1]:望む色の組み合わせのマナ2点を加える。このマナは、ドラゴン(Dragon)呪文を唱えるためにのみ使用できる。
[-7]:飛行を持つ赤の5/5のドラゴン・クリーチャー・トークンを4体生成する。3
サルカンは堂々たる4枚積みで、サブプランではなくデッキの中心になってます。引きすぎた土地と除去をルーティングしながらドラゴンたちを叩きつけていく構成!
そのドラゴンたちの選択も練られていますね。私が注目したいのは4枚の栄光をもたらすもの/Glorybringer。
Glorybringer / 栄光をもたらすもの (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
栄光をもたらすものが攻撃するに際し、あなたはこれを督励してもよい。そうしたとき、対戦相手がコントロールするドラゴン(Dragon)でないクリーチャー1体を対象とする。これはそれに4点のダメージを与える。(督励されたクリーチャーは、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。)4/4
打点としては雷口のヘルカイトなどのほうが上。しかし、こいつは除去にもなる! 4点ダメージとは言え青赤ストームのバラル・ゴブリンの電術師などは焼くことが可能。他の除去と合わせればタフネス5以上も倒せますしね。2ターンに1回とはいえ繰り返し起動できることを考えれば意外なほどのコントロール力を発揮するでしょう。
独創的な改良を加えたオリジナルデッキで優勝、すばらしいですね!
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