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実験の狂乱4枚! 変則赤単アグロがmo5-0! (2018年11月7日)

挑戦的なリストが載っていたので紹介します。ライフを犠牲に最大効率を目指す!

デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-modern-constructed-league-2018-11-06より

プレイヤー:GOBBOBOY デッキ:赤単実験の狂乱?

クリーチャー(16)
4 弧光のフェニックス/Arclight Phoenix
4 ボーマットの急使/Bomat Courier
4 僧院の速槍/Monastery Swiftspear
4 遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kin

ソーサリー(4)
4 信仰無き物あさり/Faithless Looting

インスタント(18)
4 癇癪/Fiery Temper
4 はらわた撃ち/Gut Shot
4 稲妻/Lightning Bolt
4 魔力変/Manamorphose
2 危険因子/Risk Factor

エンチャント(4)
4 実験の狂乱/Experimental Frenzy

土地(18)
2 乾燥台地/Arid Mesa
3 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
8 山/Mountain
2 沸騰する小湖/Scalding Tarn
3 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
60 Cards

サイドボード(15)
2 危険因子/Risk Factor
2 削剥/Abrade
2 血染めの月/Blood Moon
3 ドラゴンの爪/Dragon’s Claw
2 燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
4 外科的摘出/Surgical Extraction

デッキの中心となっているのはラヴニカのギルドから登場した新カード。

Experimental Frenzy / 実験の狂乱 (3)(赤)
エンチャント
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上のカードをプレイしてもよい。
あなたはあなたの手札からカードをプレイすることはできない。
(3)(赤):実験の狂乱を破壊する。

単純に言えば、ライブラリートップが2回連続で土地になるまでは連続プレイできるエンチャント。上手くいけば大量のカードアドバンテージが得られるわけですが……?

まず、相性が良いのが遁走する蒸気族

3回赤いカードを唱えると赤赤赤が手に入るので、1マナスペルであれば実質0マナで打てる計算になります。上手くハマれば1ターンの間に大量キャストが可能。これはスタンダードでもよく見るシナジーですね。モダンならではのスペル、はらわた撃ち・魔力変なら実質的に1マナ増加にもなります。

そして、本リストで最も注目すべきは土地でしょう。純粋な赤単にもかかわらず、何とフェッチランドが10枚も! これは当然ながら実験の狂乱を意識したものでモダンの本領発揮。

・1枚の土地で、ライブラリーから2枚の土地を減らせる

・2連続で土地が見えてしまってもシャッフルでやり直せる

このように実験の狂乱とフェッチランドは非常に相性がいいのです。その分だけ自爆ダメージは増えてしまいますが……ライフを犠牲に最大効率を目指す、まさに実験の狂乱的なアイディア!

さらにボーマットの急使も噛み合っています。

攻撃するたびにデッキトップを追放するので

メイン1に呪文連打、2連続土地になって連鎖終了、ボーマットの急使アタックでデッキトップの土地追放、メイン2になって再び呪文連打

という流れが可能。見事な着眼点でしょう。

他に信仰無き物あさりを墓地からフラッシュバックしてもライブラリートップを変更できますね。(実験の狂乱により手札からはキャスト不能)

ボーマットの急使・信仰無き物あさりは弧光のフェニックスとも相性抜群。実験の狂乱で連続キャストができれば弧光のフェニックスも場に戻せます。

複数の工夫で実験の狂乱を最大効率で運用しようとする本リスト。上手く回れば赤単なのに1ターンで数十枚のスペルをキャストすることも可能でしょう。しかも弧光のフェニックスが戻ってくると。なかなかにとんでもない状況になりそう。すごいデッキです。

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