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緑単トロンで50試合! その結果が……!? 【モダン調整記15】

今回は緑単トロンでマジックオンラインのフレンドリーリーグに10回挑戦した結果をお届けします。5回戦×10=50試合。できれば5-0したいところ!

デッキリストについては前回から変更なし。

勝敗 ゲームカウント
8ラック ○(マッチ投了)
純正BG × ○××(1-2)
予想外の結果スケープシフト ○×○(2-1)
5c人間 ○○(2-0)
純正BG × ××(0-2)

3勝2敗! う~む、なんか世間だと「緑単トロンはBGに有利」って言われてますけど私はむしろ負け率高いんですよね~。

勝敗 ゲームカウント
赤緑土地破壊 × ××(0-2)
バーン × ××(0-2)
赤単ニヴメイガスの精霊 ○×○(2-1)
無色エルドラージ × ×○×(1-2)
5c人間 × ××(0-2)

1勝4敗! へごぉ……まぁ、赤緑土地破壊とバーンは無理っすね。

勝敗 ゲームカウント
スゥルタイ荒野の再生 ○×○(2-1)
アドグレイス × ××(0-2)
ドレッジ ○○(2-0)
青白コントロール × ○××(1-2)
青単トロン ○○(2-0)

3勝2敗! 荒野の再生デッキも割とマッチングしますね。大会で結果を出してるわけじゃないけど、ローグデッキとしては一定の地位を確立している印象。ドレッジとは五分五分、大祖始の遺産ゲーですが。

勝敗 ゲームカウント
バントスピリット ○×○(2-1)
グリクシスシャドウ ○×○(2-1)
緑単トロン × ××(0-2)
緑単トロン ○○(2-0)
赤白無限頑強 × ×○×(1-2)

3勝2敗! 緑単トロンのミラーマッチはカーンゲー。グリクシスシャドウとは互角。トロンそろってフィニッシャー出せれば勝ち、手札破壊とカウンターで序盤を封殺されて先に大型クロック置かれると負け。

勝敗 ゲームカウント
リビングエンド ×○○(2-1)
4cヴァニファール × ×○×(1-2)
青白コントロール × ○××(1-2)
白単エメリア ○○(2-0)
エスパーリアニメイト ○○(2-0)

3勝2敗! 相変わらず青白コントロールにも負け気味。

勝敗 ゲームカウント
バントヴァニファール × ××(0-2)
スゥルタイ荒野の再生 ○×○(2-1)
青赤コントロール × ○××(1-2)
エルフ ○○(2-0)
赤白不朽の理想 ○×○(2-1)

3勝2敗! エルフ相手には忘却石、ウギン、歩行バリスタで場を流しまくって勝ち。相手の場を一瞬で崩壊させるのはトロン使いとして至福の瞬間。不朽の理想相手はロックされかかるもトップウラモグで逆転。重量級カードが多いのでトップから劇的な逆転が多いのも緑単トロンの醍醐味。

勝敗 ゲームカウント
白黒エルドラージ × ××(0-2)
グリクシスシャドウ ○×○(2-1)
ナヤzoo × ×○×(1-2)
エスパー御霊の復讐 ○×○(2-1)
ドレッジ × ××(0-2)

2勝3敗! ヘイトベアー系列にも不利。サリア・レオニンの裁き人が両方刺さる。幽霊街も多いし。

さて、ここまで対戦して気になる点が出てきました。それは土地について。

プレインズウォーカー(6)
4 解放されたもの、カーンKarn Liberated
2 精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon

クリーチャー(8)
4 ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
2 スラーグ牙/Thragtusk
2 絶えざる飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger

ソーサリー(8)
4 古きものの活性/Ancient Stirrings
4 森の占術/Sylvan Scrying

アーティファクト(19)
4 忘却石/Oblivion Stone
4 探検の地図/Expedition Map
4 彩色の星/Chromatic Star
4 彩色の宝球/Chromatic Sphere
3 大祖始の遺産/Relic of Progenitus

土地(19)
4 ウルザの塔/Urza’s Tower
4 ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant
4 ウルザの鉱山/Urza’s Mine
4 森/Forest
1 埋没した廃墟/Buried Ruin
1 ウギンの聖域/Sanctum of Ugin
1 幽霊街/Ghost Quarter
60 Cards

サイドボード(15)
2 世界を壊すもの/World Breaker
1 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
1 全ては塵/All Is Dust
2 歩行バリスタ/Walking Ballista
1 スラーグ牙/Thragtusk
2 次元の歪曲/Spatial Contortion
3 自然の要求/Nature’s Claim
3 難題の予見者/Thought-Knot Seer

埋没した廃墟ウギンの聖域幽霊街、この3枚はけっこう活躍してくれてるんだけど無色しか出ないんですよね。

こいつらのせいで緑マナが出ず、古きものの活性&森の占術が撃てない展開が割とある。緑マナがないってのは緑単トロンの負けパターンの1つ。というわけで、この3枚を森に変えて森7枚体制にしてみましょう。緑マナ源が3つも増えるのは大きな影響力があるはず。中盤以降の強さを犠牲に序盤の安定感を高める調整になります。

勝敗 ゲームカウント
同盟者 ○○(2-0)
グリセルシュート ×○○(1-2)
白黒コントロール ○○(2-0)
青赤コントロール × ×○×(1-2)
バーン × ××(0-2)

3勝2敗! 最初に3連勝して「記録更新いけるか!?」と思ったら怒涛の2連敗。MTGあるある。土地の調整は良い感じ。事故率は減ってます。

勝敗 ゲームカウント
ティームルゼナゴスシュート × ×○×(1-2)
親和 ×○○(2-1)
スゥルタイ荒野の再生 ○(マッチ抜け)
青入りスケープシフト × ××(0-2)
ドレッジ ○×○(2-1)

3勝2敗! ヴァラクート系も割と勝率低め。カーンは効くけど、メインの忘却石・ウギン・大祖始の遺産が腐る。サイド後も特に有効なアンチカードが無くカーンを祈るしかない。

勝敗 ゲームカウント
アミュレットタイタン × ×○×(1-2)
緑単トロン × ××(2-0)
赤黒ホロウワン ×○○(2-1)
マルドゥパイロマンサー ×○○(2-1)
青白コントロール ○○(2-0)

3勝2敗! 2連敗してやばいと思ってたら後半3連勝で滑り込み勝ち越し。緑単トロン戦では2ゲーム連続で3ターンカーンを決められて「瞬殺負けかよぉ、うへぇ~」と思ったけど、青白コントロール戦では私が2連続3ターンカーンして瞬殺勝ち。まぁ緑単トロンって割とそういうデッキですね。

はい、というわけでフレンドリーリーグに10回挑戦して

1-4:1回
2-3:1回
3-2:8回

通算だと27勝23敗、勝率54%。勝ち越し大安定で黒字! でも、5-0どころか4-1も未達成なのは残念……

ちなみに緑単トロンを組んでからだとフレリに計16回挑戦してて

1-4:1回
2-3:2回
3-2:13回
44勝36敗、勝率約55%

こ、こんなに3-2でピタッと止まるもんですかね……? 1回ぐらい上振れしてくれてもええんやで……?

う~む、さすがにデッキリストを再検討すべきか。次回はコメントで提案していただいた墓掘りの檻&真髄の針をサイドに投入したいと思います。墓掘りの檻は追加の墓地対策兼カンパニー潰し。真髄の針は廃墟の地or幽霊街を指定して土地破壊対策、またはヴェールのリリアナ・テフェリーなどのPW対策。

みんなの感想

  1. Pacalun より:

    私も最近緑単トロンでフレリ回していますが
    4-1
    4-1
    1-4
    1-4
    1-4
    2-3
    3-2
    2-3
    って感じでした。
    4-1は2回できましたが、どっちかって言うと記事のようにコンスタントに3-2したいい。

    あと、記事のデッキには入っていませんが、
    約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End
    を世界を壊すもの/World Breakerと差し替えると良いと思います。2チケと安いですし。
    エムラクールのおかげで勝てた試合も何回かありました。

    また、BG系が苦手と感じるなら、世界のるつぼ/Crucible of Worldsをサイドに入れてみてはみてはどうでしょうか?MOMCQで1位だったデッキにもサイドに入っていました。最近のリストではあまり入っていませんでしたが、トロンのtierが上がってきて対トロンの意識が高まってきてるので、一度考えてみても良いと思います。BG戦を想定すると、暗殺者の戦利品で破壊されても土地を破壊されたときと違って土地が増えますし、ハンデスされてもBuried Ruinから回収できるので、BGと戦っていてお互いリソースを削り合った後、結構活躍します。

  2. 匿名 より:

    コメントを投稿した後フレリ行ったら初めて5-0できました。うれしい
    相手は
    緑単トロン  ○○
    シャドウzoo  ○○      
    緑単トロン ○○
    Ironworksless Ironworks ×○○
    親和 ○×○

    勝因は苦手な相手と対戦しなかったのと
    ミラーマッチ2戦で、2回最初からトロンがそろってた、という運に助けられました。
    このブログのご利益だと思います。
    トロン土地が最初から揃わなかったミラーマッチでの戦いでも、紹介してくださった”トロンのすべて ~3ヶ月の集大成~”の記事に従い、厳しめのマリガンを行い後攻で勝ちを取れたのがうれしかったです。

  3. 匿名 より:

    基本土地を増やしたいではなく緑マナを確保したい、ということであれば地平線の梢を採用するとマナフラの受けにもなるのでおすすめです。

    値段は考慮してないのでアレですが……

  4. 匿名 より:

    歩行バリスタはなんのために入っているのでしょうか?、小型の横並びデッキに対してのヘイトが高いのであれば素直に赤を足して全体火力等を入れたほうがいいと思います。最近のトロンのレシピは緑単が主流ですが色を足して対応力を上げるのも一つの手だと思います。

    • 匿名 より:

      まあ貴方は多分トロンを使ったことがないんでしょうね。歩行バリスタは数は上下しますが全て抜けることはありません。
      致命的なクリーチャー、pwを除去できる、x=7以上で唱えた場合の聖域サーチ、無色なので色マナがなくてもキャストできる、序盤にx=1で唱えてアグロへの睨みをきかせるなど。
      トロンが今までできなかった挙動を可能にしたのが歩行バリスタです。

      トロンに赤足してもメリットはありますが準速のトロンになるだけでデメリットの方が多いです。2ターン目に彩色の星などをわざわざ使ってトロン成立を諦めてまで紅蓮地獄を打つより3ターン目にワムコやカーンを投げた方が強いって話です。

  5. 匿名 より:

    あくまで私個人の意見ですが…

    私はエムラクールには賛成ですが世界のるつぼは入れる必要はないと思っています。
    BG系は必ずと言っていいほど外科的摘出をサイドに取っているためるつぼが機能しづらい且つ、タルモゴイフのサイズを下げる大祖始の遺産を残すために墓地が全て追放されてしまうからです。

    対BG系の主な敗因は外科的摘出でトロン土地を抜かれるor減衰球などで土地を締め付けられタルモゴイフに殴られる…がほとんどです。
    サイド後は減衰球があっても素出しできるスラーグ牙をフル投入、自然の要求を何枚かとってワムコ、スラ牙、ウギンを素出しするプランに切り替えてましょう。減衰球割れたらラッキー程度に考えておくといいです。

    BG戦はメイン、サイド後共に大祖始の遺産が鍵を握ります。安易にはサクらず一枚一枚丁寧に追放し、サイズが無視できないタルモゴイフが出てきたら起動しましょう。因みに大祖始の遺産のタップ能力は自分を対象にできるので外科的摘出を躱すことができます。

    また土地を締め付けられている最中にリリアナが出てきた場合に捨てるカードはフィニッシャーです。土地をサーチするカードと土地は捨てないようにします。そうすることで土地が伸びた場合、トロンお得意のトップ勝負に持ち込めます。

    因みにですが、BGに大爆発の魔道士を二回以上使われたら負けです。投了しましょう
    (笑)

    ここからは非常に失礼なことを言いますが、
    あまり元のデッキリストを弄ってしまうのはオススメできません。環境に合わせてチューンナップなら大丈夫だと思いますが土地基盤を変えたり、メイン、サイドを大胆に変えてしまうと製作者が意図したデッキ自体の噛み合いが悪くなってしまいます。デッキリストを変える前にこのカードはどういった意味でデッキに入っているのか、このカードを抜くとデッキにどういった影響を及ぼすか…を考察するとよりデッキへの理解が深まります。
    イマ猫さんは色事故が多いと仰りますが、緑単トロンは本来色事故をほぼ起こさないデッキです。彩色の星、宝球を安易に使っていないか。マリガンの基準は間違っていないかを見直す方が勝ちに直結します。

    長々と上から目線で長文すみませんでした。
    イマ猫さんの勝率が上がることを願っております。

    • 匿名 より:

      自分も同意見です
      5年ぐらいトロンを使い続けていますけど色マナによる事故はほぼないですね
      特に初動でと言うのはキープ基準が間違えてない限りはないので使い込んでないのがそもそもの敗因かと思います
      それに聖域ぐらいは残しとくべきです
      対応力が段違いで変わりますから
      あと幽霊街も残しとく方がいいです
      トリココンに対してサーチして列柱破壊したりこれも対応力が上がるので

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