見慣れないリストが勝っていたので紹介します。相手の動きを封じて轢き殺せ!
クリーチャー(26)
4 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
4 ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler
3 ゴブリンのクレーター掘り/Goblin Cratermaker
4 ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster
1 熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
4 軍勢の戦親分/Legion Warboss
1 月の大魔導士/Magus of the Moon
1 鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge
4 猿人の指導霊/Simian Spirit Guideインスタント(4)
4 捨て身の儀式/Desperate Ritualアーティファクト(4)
4 虚空の杯エンチャント(4)
4 血染めの月
土地(22)
3 宝石の洞窟/Gemstone Caverns
19 山/Mountain
60 Cardsサイドボード(15)
1 熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
4 神々の憤怒/Anger of the Gods
1 忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned
1 減衰のマトリックス/Damping Matrix
4 罠の橋/Ensnaring Bridge
1 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage
1 ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
1 破壊放題/Shattering Spree
1 倦怠の宝珠/Torpor Orb
猿人の指導霊・捨て身の儀式・宝石の洞窟のマナ加速11枚体制から、最速で血染めの月・月の大魔導士・虚空の杯を設置していく。赤単だからこその戦略でしょう。
多色デッキはフェッチランドで基本土地を持ってくる前に月を置かれると動けない。また、虚空の杯(X=1)は多くの軽量デッキを機能不全にします。
まぁ、実質的に最初の2ターンで勝負が決まることが多そう。上手く封殺できれば勝ったも同然だし、相手に動き出されてしまうと苦しい戦いに。
クリーチャー部分を見ると新セット「ラヴニカのギルド」より2種類のカードが採用されています。
ゴブリンのクレーター掘りは、2マナ2/2という最低限のスペックを持ちながらクリーチャー除去・アーティファクト破壊を兼ねる便利な存在。デッキの構造上、封殺戦略に多くのスロットが必要で除去カードが枚数取りにくいですし、また虚空の杯による影響で1マナのカードは使いずらい。これらの問題を緩和してくれるカードは貴重ですね。
軍勢の戦親分はゴブリンの熟練扇動者と似た性能。打点としては1、5、7、9で単体でも4ターンキル。相手の動きを封じた後に高速で殴り倒す用のカードで、熟練扇動者と合わせて8枚体制になったことで動きが安定しています。
他のクリーチャーを見ると、ゴブリンの鎖回しはモダンだと珍しいでしょうか? しかしEtBによる1点ばらまきは相手のデッキによっては非常に有効。マナクリーチャーなんかは全滅させられますし。除去にスロットが用意できないデッキなので、やはり除去を内蔵したクリーチャーは重要。
便利なゴブリンのクレーター掘りと、攻撃力の高い軍勢の戦親分。赤単デッキは「ラヴニカのギルド」によって確実に強化されましたね。それに合わせて他の赤いカードも使用率が上がりそうです。
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