珍しいデッキが勝っていたので紹介します。墓地に頼らない!
デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-challenge-2018-10-28より
プレイヤー:VYRNPRODIGY デッキ:スゥルタイデスシャドウ
プレインズウォーカー(1)
1 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilクリーチャー(13)
4 死の影/Death’s Shadow
2 瞬唱の魔導士/Snapcaster Mage
2 通りの悪霊/Street Wraith
4 タルモゴイフ/Tarmogoyf
1 黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fangソーサリー(11)
4 コジレックの審問/Inquisition of Kozilek
3 血清の幻視/Serum Visions
4 思考囲い/Thoughtseizeインスタント(13)
3 暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy
2 四肢切断/Dismember
4 致命的な一押し/Fatal Push
1 選択/Opt
3 頑固な否認/Stubborn Denialアーティファクト(4)
4 ミシュラのガラクタ/Mishra’s Baubleエンチャント(1)
1 怨恨/Rancor
土地(17)
1 繁殖池/Breeding Pool
2 闇滑りの岸/Darkslick Shores
1 島/Island
2 霧深い雨林/Misty Rainforest
2 草生した墓/Overgrown Tomb
4 汚染された三角州/Polluted Delta
1 沼/Swamp
2 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
2 湿った墓/Watery Grave
60 Cardsサイドボード(15)
1 頑固な否認/Stubborn Denial
1 儀礼的拒否/Ceremonious Rejection
2 集団的蛮行/Collective Brutality
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
1 鞭打つ触手/Flaying Tendrils
1 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
4 虚空の力線/Leyline of the Void
2 最後の希望、リリアナ/Liliana, the Last Hope
デスシャドウ系デッキと言えば、黒青赤のグリクシスが主流。次点として黒緑赤のジャンド型。対して本リストは黒緑青のスゥルタイカラーとなっています。
そして色だけでなく戦略としても見慣れない方向性。探査クリーチャ―は黄金牙、タシグル1枚のみ。死の影と並行して墓地肥やしからグルマグのアンコウを展開していくのもグリクシス型は勝ち筋ですが、それは不採用。
またジャンド型で定番であるウルヴェンワルド横断も入っていません。墓地にカードを貯めて横断で死の影&タルモゴイフを持ってくるのがジャンド型の動きですが……?
全体的に墓地依存カードを減らしている印象。2018年10月現在はドレッジなどの増加で墓地対策も増えています。今までのグリクシス・ジャンド型は両方ともけっこう墓地依存度が高い。墓地に頼らない死の影デッキを模索した結果に見えます。
まぁタルモゴイフは墓地依存カードだけど、普通の墓地対策じゃ止まりませんし……
瞬唱の魔導士も墓地依存カードですが、基本スペックが高すぎて対策されても弱くありません。
黒のハンデス&クリーチャー除去・青のカウンターに加えて、黒緑の万能パーマネント破壊である暗殺者の戦利品も入っている構成。相手への妨害力はグリクシス・ジャンド型よりも高そうです。
環境に合わせた進化となるのか。死の影デッキにもいろいろな可能性がありますね。
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