見慣れない構築が勝っていたので紹介します。色を増やすと動きも増える!
デッキリストはhttps://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-finals-2019-01-07より
プレイヤー:TSPJENDREK デッキ:グリクシスキキジキ
プレインズウォーカー(2)
2 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorクリーチャー(13)
4 詐欺師の総督/Deceiver Exarch
3 鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker
4 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
2 ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Cliqueソーサリー(4)
4 血清の幻視/Serum Visionsインスタント(18)
1 喪心/Cast Down
3 謎めいた命令/Cryptic Command
1 四肢切断/Dismember
1 致命的な一押し/Fatal Push
1 コラガンの命令/Kolaghan’s Command
3 稲妻/Lightning Bolt
1 残忍な切断/Murderous Cut
2 選択/Opt
4 差し戻し/Remand
1 呪文嵌め/Spell Snare土地(23)
1 血の墓所/Blood Crypt
2 廃墟の地/Field of Ruin
5 島/Island
1 山/Mountain
3 汚染された三角州/Polluted Delta
4 沸騰する小湖/Scalding Tarn
2 蒸気孔/Steam Vents
3 硫黄の滝/Sulfur Falls
1 沼/Swamp
1 湿った墓/Watery Grave
60 Cardsサイドボード(15)
1 喪心/Cast Down
1 コラガンの命令/Kolaghan’s Command
2 神々の憤怒/Anger of the Gods
2 儀礼的拒否/Ceremonious Rejection
2 払拭/Dispel
1 仕組まれた爆薬/Engineered Explosives
2 否認/Negate
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
2 外科的摘出/Surgical Extraction
色拘束の厳しさゆえに2色で組まれることが多い青系キキジキコンボ。
しかし、本リストではマナベースに負担をかけてでも黒がタッチされています。その理由はクリーチャー除去。赤も火力の色ですが高タフネスのクリーチャーは焼けませんから、破壊除去が欲しくなるのも納得。
また除去スペルが1枚づつ散らされて採用されているのもおもしろい部分。流刑への道が大安定の白と違って、確かに黒の軽量除去は癖があって1種を4枚だと裏目が大きい。
これらを分散して使うことでデッキ全体での除去範囲が広がりますし、人間デッキが使ってくる翻弄する魔道士への対策にもなると。
また黒を使うことでコラガンの命令が使えるのも見過ごせないポイント。
4マナエンチャントの欠片の双子と比べて、鏡割りのキキジキ5マナだから弱いと言われます。しかしコラガンの命令で墓地から回収できるのはクリーチャーだからこその利点。相棒となる詐欺師の総督も回収可能なので、片方が場にあれば相手エンドにコラガンの命令キャストからの自分のターン即死コンボを決められますね。
やはり色を増やすと戦略の幅も広がるのがMTGの基本、しかし同時にマナ基盤が不安定になるのもMTGの仕組み。繊細な調整が求められそうなデッキです。
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