Phyrexian Obliterator / ファイレクシアの抹消者 (黒)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
トランプル
発生源1つがファイレクシアの抹消者にダメージを与えるたび、その発生源のコントローラーはその点数に等しい数のパーマネントを生け贄に捧げる。5/5
採用デッキ:黒単
超かっこいいクリーチャー。ロマンの塊。ファイレクシア好きにはたまらない! 禍々しいイラスト、圧倒的な邪悪さを誇るBBBBのクァドラプルシンボル! カード性能的にはそこまで黒っぽくないので色としての黒好きには微妙?
フレーバーテキストも大人気。
「祝福されし完成をとくと見よ。」
――― 囁く者、シェオルドレッド.
くぅ~~~!!! 祝福されし完成、かっこいい!
そして、この抹消者は過去のカード「ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator」のリメイク。
Phyrexian Negator / ファイレクシアの抹殺者 (2)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。5/5
イラスト的にも原型にしてるんですね。抹消者は色々と伸びてて表情もやばい。こちらのフレーバーテキストも完成度高し。
彼らは終わらせるために存在しているんだ。
性能を新旧で比較すると色拘束が強くなったとはいえ1マナ増えただけでデメリットがメリットに逆転している! すごい!
抹消者にダメージが与えられると、そのコントローラーは点数分だけ生け贄! 3点ならパーマネント3つ、5点なら5つ。一気に盤面が更地になるぞ! すごい!
……すごい能力なのは間違いないけど、実際に使ってみると微妙なことで有名。まず、モダンには流刑への道・致命的な一押し・終止など軽量の非ダメージ除去が充実しすぎてて除去耐性とは言えない。マジで普通に退場しまくり。
次に、クリーチャー同士の殴り合いでは一応最強クラス。なのだが、アタックした時は相手がブロックしてくれないし、防御に回ると飛行は止められない。そしてブロックされないのでトランプルはインクの染み。モダンだと「4マナ5/5ブロックされない」は大した攻撃性能じゃないし。
のんびりしてると本体狙いの即死コンボが飛んでくる環境なのも辛い……ちゃんとクリーチャー主体で殴り合えるなら少なくとも4マナとしては弱くないのだが。
フレーバーテキストでドヤ顔してるシェオルドレッドさまがストーリー的には負けてるのも味わい深い。
名前となっている抹消者=Obliteratorとは、あの超リセットカード「抹消/Obliterate」のObliterateである。つまり殺すだけなく土地ごと破壊してしまう大怪物というイメージ。う~ん……ぶっちゃけそこまで活躍しないし名前負けの感が……能力を誘発させまくれば相手の盤面を抹消することも理路運的には可能だけど。
かっこいい! なお実用性は……でも超かっこいいよね! そういう立場のカードでしょう。
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