https://www.mtggoldfish.com/のデータから、環境の変化を考察します。
支配率上位10デッキの推移 | ||||
時期 | 2018年12月24日 | 12月31日 | 2019年1月7日 | 1月14日 |
1位 | バントスピリット | バントスピリット | 青赤フェニックス | 青赤フェニックス |
2位 | 青赤フェニックス | 青赤フェニックス | アイアンワークス | アイアンワークス |
3位 | ドレッジ | ドレッジ | グリクシスシャドウ | グリクシスシャドウ |
4位 | 緑単トロン | 緑単トロン | ドレッジ | ドレッジ |
5位 | グリクシスシャドウ | グリクシスシャドウ | 緑単トロン | バーン |
6位 | アイアンワークス | アイアンワークス | 5c人間 | 緑単トロン |
7位 | 5c人間 | 5c人間 | バントスピリット | 5c人間 |
8位 | 青赤ストーム | 青赤ストーム | バーン | アミュレットタイタン |
9位 | 青白コントロール | ホロウワン | 鱗親和 | バントスピリット |
10位 | 鱗親和 | 青白コントロール | 青赤ストーム | 青白コントロール |
何と言っても青赤フェニックスの大暴れが驚き。2位、2位、1位、1位とここまで安定して最上位ラインをキープするとなるとただの流行を超えたモダンの新たなるトップメタと言うべきでしょう。
始めは見向きもされたなかったのに1位まで舞い上がるとは……環境の予想って難しいものですね。私が表にしている大会ベスト8を見ると、青赤フェニックスが勝ち始めたのは12月に入ってから。ラヴニカのギルドは2018年10月5日発売なので2か月も経ってから真価を発揮した形。
また、他の部分も要注目。長らく最上位ラインを独占していた5c人間は低調(7位、7位、6位、7位。バントスピリットは一気に衰退しています(1位、1位、7位、9位)。この2デッキでは青赤フェニックスに勝てない様子。
そして逆に数を増やしているのがアイアンワークス(6位、6位、2位、2位)とグリクシスシャドウ(5位、5位、3位、3位)。アイアンワークスはキルターンが速く、かつノンクリーチャーなので氷の中の存在による全体バウンス・はらわた撃ちなどが効きません。
私はグリクシスシャドウのほうはよく分かっていませんが……手札破壊しつつ一撃必殺を狙うスタイルが青赤フェニックスとアイアンワークスに対して相性が良い? 5c人間の登場によってメタゲームから墜落していた印象があるグリクシスシャドウが再び最上位ラインとはおもしろいもの。
この他、こっそり順位を上げているバーンも意識しておくべきかも(圏外、圏外、8位、5位)。割と青赤フェニックス・アイアンワークス・グリクシスシャドウの3つともに有利が取れるデッキでは。
このように現在のモダンは青赤フェニックスを中心としたメタゲームだと言い切っていいでしょう。
使用率上位10カードの推移 | ||||
時期 | 2018年12月24日 | 12月31日 | 2019年1月7日 | 1月14日 |
1位 | 稲妻 | 稲妻 | 稲妻 | 稲妻 |
2位 | 信仰無き物あさり | 信仰無き物あさり | 信仰無き物あさり | 信仰無き物あさり |
3位 | 血清の幻視 | 血清の幻視 | 血清の幻視 | 血清の幻視 |
4位 | 流刑への道 | 流刑への道 | 古きものの活性 | 古きものの活性 |
5位 | 思考囲い | 思考囲い | 流刑への道 | 流刑への道 |
6位 | 自然の要求 | 自然の要求 | 自然の要求 | 選択 |
7位 | 選択 | 古きものの活性 | 思考囲い | 外科的摘出 |
8位 | 安らかな眠り | 選択 | 選択 | 自然の要求 |
9位 | 魔力変 | 外科的摘出 | 外科的摘出 | 思考囲い |
10位 | 古きものの活性 | 安らかな眠り | コジレックの審問 | 致命的な一押し |
個別のカード使用率を見ると、信仰無き物あさりが目を引きます(2位、2位、2位、2位)。青赤フェニックス・グリクシスシャドウ・ドレッジと確かにメタ上位のデッキが使いまくり。やはりモダンは墓地利用が強い。
次回はラヴニカの献身発売から約1か月後を予定。今の環境からどう変化するでしょうか。とりあえずバーン微強化・5c人間微強化が噂されていますからこの2デッキの動向は気になるところ。特にバーンは今でも良いポジションなので最上位に躍り出るかも?
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