Eidolon of the Great Revel / 大歓楽の幻霊 (赤)(赤)
クリーチャー エンチャント — スピリット(Spirit)
プレイヤーが点数で見たマナ・コストが3点以下の呪文を1つ唱えるたび、大歓楽の幻霊はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。2/2
採用デッキ:バーン、赤単プリズンなど
バーンの問題児。めちゃめちゃな勢いでライフを削ってくるやべー奴。モダンを含む下環境では軽量スペルを詰め込んだデッキが多いため、すさまじく刺さる。ドロースペル撃って2点・クリーチャー出して2点、毎ターンこんな状態ではあっという間に焼死。
ただし、対戦相手だけなくコントロールしているプレイヤーにも反応。無差別。そしてこいつ使う側のバーンはモダンでも屈指の超軽量デッキなので、とんでもない勢いで自爆ダメージを受ける。見ててちょっと引くレベル。スーパー大歓楽状態!
稲妻を撃って相手のライフを3減らしながら自爆ダメージ2、とか当たり前。ライフレースだと差し引き1点しか得になってねぇ。それでも自分が死にかけても相手が殺せりゃ無問題の精神で堂々のメイン4積み。
除去できないままゲームが終わってみれば大歓楽から自分は10点ダメージ、バーンは12点自爆ダメージみたいな試合も。2マナクリーチャーとしてはとんでもないダメージ装置。
性質的に普通の火力と違う部分も多くあり、まず詰みの状況が生まれやすい。こいつがいる時にライフ2になってしまうと軽量スぺルをキャストした瞬間に死ぬ。なので動けねぇ、という場面がたまにある。バーン側の手札が0枚だったり、ブロッカーとなるクリーチャーをトップデッキしようが無駄。お前はすでに死んでいる。
次に、終盤のライフ回復スペルを突破しやすくなるのが便利。例えばライフが5点の時に獰猛部族養いを唱えるとする。
普通ならライフの動きは5→15。バーンは悶絶。しかし、大歓楽がいると5→3→13となる。お分かりいただけただろうか。そう稲妻の射程圏内である。解決前に火力をねじ込まれると試合終了。対戦相手としてはつらたん。こうやって強引にキルゾーンを作ってくるのが怖い。
そして何よりえぐいのが青赤ストームなどの軽量呪文を連打するチェインコンボを封殺してくること。置かれた瞬間gg。マジ天敵。つらたん。単純にライフレースを有利にするだけなく、一部デッキに対するアンチカードとして活躍。メインからチェインコンボを自然と対策できる、これがバーンがモダン環境で大きな理由でしょう。
こうやって改めてみると、やっぱすごいカードっすなぁ。ゲーム展開に与える影響半端ない。
ちなみにダメージの発生源は大歓楽なので何かしらの方法で絆魂を付ければ回復できる。自分は差し引き0、相手が軽量スペルをキャストするたびに2点ドレインのスーパークリーチャーの完成やでぇ! なおギミックを用意しているあいだに焼き殺したほうが勝てる模様。複雑なシナジーを組み込むより素直に単体で使うほうが強い、MTGあるある……!
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