日本時間の2018年6月23日、7月13日発売セット『基本セット2019』の全カードが公開されました。新カードの中からモダンプレイヤーとして気になったものについて書いていきます。
公式カードリスト
カジュアル
まずはカジュアル目線で。トップデッキに採用されるほど強くはなく、環境を動かすわけじゃなさそう。でも面白そう! 使ってみたい! と感じたカード。
・墓地の司令官
2マナで強いゾンビ! でも、墓地のクリーチャーを追放しちゃうんでゾンビデッキだと微妙……? どちらかと言えばダブシンを活かして黒単信心のほうが活躍できるかも。
・冒涜された墓所
色々と楽しいデッキを作れそう。グルグルさせて、いっぱいトークン出したい。これが偉いのは「墓地利用カードなのに、墓地対策カードへの対策になる」点。墓地を追放されてもトークン出るから大祖始の遺産などを食らっても止まらないんですよね。意外と可能性ありそう。
・隕石ゴーレム
クリーチャーになったイシュ・サーの背骨(土地は割れなくなってますが)。とりあえずアド取れて楽しそう。頑張って使いまわしたい。
・サルカンの封印破り
パワー7以上を唱えた時の4点ばらまきは超強い。一気に相手のクリーチャー薙ぎ払って盤面を逆転したら爽快でしょうな~! プレイヤーへのダメージも対象も取ってないのでほぼ防御不可。モダンなら5マナ以下でパワー7以上も普通にいるのでファンデッキとしては十分成立しそう。
・アルカデスと防衛カード
防衛デッキに超強化カードが! 突撃陣形と合わせて8枚対戦が可能で現実的なラインに。ドローも能力もすごく偉い。これまたファンデッキとしては十分な強さになったでしょう。もしかするとガチデッキになって環境に食い込む可能性もワンチャン……?
・レオニンの戦導者
攻撃力たけぇ!? 4マナで6打点! +1/+1/修正があれば9打点! 猫デッキ組みたくなりますな~。
・ドラゴンカード2種
モダンでもドラゴンデッキが組めるくらいのカードはそろってきたでしょうか。両方とも使いやすい3マナ域なのがグッド。
・ゴブリン関連カード
お~、ゴブリンは最近になって良いカードいっぱいもらってますね! やっぱ定番部族は得ですな……環境上位までは行けなくてもエルフぐらいにはなってきたかも?
・サテュロスの結界師
今までのエンチャントレスに比べてパワー・タフネスが高い。というか過去のカードが貧弱すぎる。私はエンチャントデッキをそのうち作ってみたいんですよねぇ。
競技環境
使用率上位のデッキに採用されそうな強カード。環境に影響を与えそうな面々。
・霧の呼び手
マーフォークのナイスサイド。場合によってはメイン? 集合した中隊、裂け目の突破、リビングエンドなどに刺さる。相手がコントロールしてると地味にウザそう
・エルフの部族呼び
エルフに入る……かな? 軽いロードは正義だし、6マナまで伸びればアド取りながら打点が一気に伸びる。エルフの殴り性能がさらに上がりそうだけど……こいつ入れるとスロットの関係で即死コンボとしては遅くなるだろうし微妙かも。本体が貧弱すぎるのも気になる。
・至高の幻影&悔恨する僧侶
モダンプレイヤー的には至高の幻影がもっとも注目を集めているカードでは。まぁ、基本セット2019が発売される前の青白スピリットは環境上位デッキとは言えません。しかし、こいつの追加で一気に爆発しそうな気配がある。
もとから呪文捕らえ、ドラグスコルの隊長と3マナ域は割と強かったんです。そこをばっちり支える2マナロード! 打点爆上がり! 本人も飛んでるのが偉い! 偉すぎぃ! もっと他の部族にも2マナの強ロードを……
今までは小技ばかりで打点が低かったスピリットが一気に太くなりました。しかもメインに積める墓地対策な悔恨する僧侶まで加入。メタによっちゃメインから4枚もありかも。
これは青白スピリット超強化ですよ。期待が高まります。
というわけで、基本セット2019の新カード感想でした。しばらくしたら予想したカードが実際に使われたのか答え合わせ的な記事も書きたいと思ってます。みなさんはどのカードが気になりましたか?
追記 発売から3か月後に、答え合わせ記事を書きました!
みんなの感想