日本時間の2018年9月20日、10月5日発売発売セット『ラヴニカのギルド』の全カードが公開されました。新カードの中からモダンプレイヤーとして気になったものについて書いていきます。
公式カードリスト
カジュアル
まずはカジュアル目線で。トップデッキに採用されるほど強くはなく、環境を動かすわけじゃなさそう。でも面白そう! 使ってみたい! と感じたカード。
遁走する蒸気族
3マナの加速は楽しそう! アド損せずに加速できるのも偉い。素直に重い呪文をキャストするなり、チェインコンボ組むなり色々と遊べそう。
生皮収集家
実験体と似た感じ。緑単ストンピィの1マナ枠として普通に強そう。上手く回れば5/5まではいけるはずだし。うっかりするとガチかもしれない?
動じない大ワーム
エムラクールを超える16/16がついに登場! しかも破壊不能! この性能で10マナ、さらに収集付きとかコスパ良すぎでしょ……クリチャー性能のインフレやべぇ。原初の飢え、ガルタ辺りと一緒に横展開を縦の打撃力に変換するデッキが楽しそう。
はじけるドレイク
追放まで参照! 墓地対策されてもパワーが落ちない! 超偉い! キャントリップでアド損しないのも超偉い! 青赤デッキのフィニッシャーとして楽しそう。
パルン、ニヴ=ミゼット
打ち消されない安定感と、アド損のしにくさ。そして上手くターン返ってくれば爆アドで大暴れ確実のロマン! これまたカジュアルな青赤デッキで使ってみたくなる性能。
真火の隊長
冒涜の行動・絶滅の星デッキで、ボロスの反抗者と共に。moのjust for fanでは前から見かけるデッキだったので、こいつとも遭遇しそう。
競技環境
使用率上位のデッキに採用されそうな強カード。環境に影響を与えそうな面々。
ゴブリンのクレーター掘り
ゴブリンのナイスサイド、もしくはメインから採用できる? 腐らない除去は貴重。無色のパーマネントなので有色ファクトは無理だけど、逆にエルドラージとかカーンは破壊可能。ゴブリンデッキも、だいぶパーツが増えて競技環境でもそこそこ勝てるようになると思うんだけども。
軍勢の戦親分
こちらはゴブリンデッキというより、5枚目以降のラブルマスターとして赤単ストンピィとかの強化になる気がする。打点としては1、5、7、9で十分高いし。
イオン化&発展+発破
この2枚は青赤コントロールに入ると思うんだけど、どうでしょう。重いから微妙ですかねぇ。でも面白そうな性能なんだけど。今までとは違った、超低速の青赤コントロールが出てきたり? カジュアル止まりかなぁ。
漂流自我
これ系のカードに珍しく、土地が指定できる! トロン&ヴァラクートを対策可能。ただし、土地コンボ用の対策サイドカードはすでに色々ある。むしろ、これをメインから積んだ青黒コントロールの爆誕を期待したい。純正2色の青黒デッキを強化するパーツになるのは間違いないと思うんですよ。
秋の騎士
スーパー汎用カード。白緑デッキのナイスサイド。ファクトデッキ&バーンの対策になる。再利用の賢者と交換ですかね。もしくはメインからも……? 3マナ打点4は別に弱くないし。何にせよ訳の分からない性能だと思う。
暗殺者の戦利品
2マナ! インスタント! 土地まで破壊できる!?!? モダンプレイヤーの最注目カードですよね。緑黒デッキの超強化メインからトロンに勝ちやすくなるのはすごい変化だと思う。BG系の増加によって環境全体に大きな影響が出るはず。さようなら突然の衰微。
とりあえず、間違いなく使われるのは暗殺者の戦利品ぐらいですかね。他はそこまで目立つカードはない気が。でも、暗殺者の戦利品だけでめちゃめちゃ環境変わりそう。
*発売から2か月後、答え合わせ的な記事を書きました。はたして予想は当たっていたのか?
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